クワイバカンアオイ

2021/01/02

こんにちは、今年も引き続き、植物の時間の古賀です。
今回紹介するのが、クワイバカンアオイ(Asarum kumageanum Masam.)
屋久島の固有種、絶滅危惧種Ⅱ類。
カンアオイの仲間は日本に49種も固有種があって日本の生物多様性の代表的な 植物です。
最近の遺伝子解析では、屋久島に2種あるカンアオイの仲間は、クワイバカンアオイが奄美諸島の系統で
ヤクシマアオイが九州の系統だということが分かっています。
氷河期や鬼界カルデラなどを生き抜いてきた植物です。

クワイバカンアオイは11月から3月くらいまで、標高が低い森で花が咲いています。標高が高いところではヤクシマアオイが生育しています。
シカが食べるようで、20年ぐらい前までは簡単に見ることができていたのが、今は切り立った場所で見るだけになりました。
現在の状況が普通なのか、たくさんあったのが普通なのかは分かりませんが、様々な脅威を生き抜いているクワイバカンアオイに愛しさを感じました。

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