シマギンポに恋の季節到来

屋久島 シマギンポ

屋久島のタイドプールにはさまざまなギンポたちが生息しています。ギンポは魚の中でもかなり愛嬌のある顔をしていて写真好きの方には中毒性ありの魅惑のお魚です。今日はシマギンポのご紹介。彼らの特徴は何と言ってもこの陽気なお目々! なぜここまで派手にする必要があるのでしょうか。世界があまりにもつまらなく色褪せてしまっているからでしょうか。

おもしろきこともなき世を おもしろく

高杉晋作のこの名言にきっと感銘を受けたのでしょう。笑 彼らにはどんな色彩で海が映っているのか。いつか見てみたいものです。

写真の彼は水深10cmぐらいの浅場でひときわ動き回っていました。背鰭にピンクの斑点がありますが、これは婚姻色といって、オスが求愛行動をはじめているサインです。恋の季節は7月にピークを迎えますが、そのときのオスの体色は全体的に橙色になり、頭部は黒く、背鰭の先端も黒に、胸部の円型班が黄色へと、とても派手になっていきます。下の写真は、メスと接触したあとすぐに撮影したモノです。

ピンクのラインの間が黒くなっています。この黒は数秒で透明にかわっていきました。

まだまだ本気の恋はしてない?ものの夏に向けて求愛活動がはじまりだしてます。

山も海も夏に向けてぐんぐん活性していますね。それにつられて僕もアップテンポになってきてます。笑 屋久島の自然と同調していくライフスタイルは本当心地がいいです。

夏になったら、婚姻色全開のシマギンポをお届けしたいと思います。

そうそう、上の写真は太陽の光が入っている時のもの。下の写真は日が差し込まなくなった時のもの。海の色は太陽によってさまざまに変化します。これも、伝わったら嬉しいなあ。 シマギンポのお目々でその変化を見てみたい!

関連記事

  1. フタオビミドリトラカミキリ

    【屋久島図鑑】No.1北海道から沖縄、そして小笠原まで見られる、いわ…

  2. バイオレットボクサーシュリンプ

    屋久島によくいるオトヒメエビ。写真は、その仲間であるバイオレットボ…

  3. ミゾヤギにひそむガラスハゼ

    Whip coral goby hidden in Junceel…

  4. 美声の主、コマドリ☆

    はじめまして。福留千穂です。このたび、yakushima …

  5. ヒレグロコショウダイ 幼魚 屋久島

    ヒレグロコショウダイ

    幼魚  体長約2cm2020年6月23日一湊にて撮影…

  6. シマタレクチベラ 幼魚 屋久島

    シマタレクチベラ

    体長1cmほど。2020年6月23日一湊にて撮影…

  7. アマミスズメダイ

    体長2cmほど。2020年6月15日一湊にて撮影…

  8. リュウキュウコオロギバチ

    【屋久島図鑑】No. 7冬、虫たちはほとんど冬眠しその姿を隠してし…

PAGE TOP