ネグロシマメイガ

【屋久島図鑑】No.17
今回紹介する虫は、ほぼ世界中で見られます。何故か。

幼虫が食べるものが家の中に保存してあるものだからです。
それはなんと穀物、小麦粉、そしてお菓子です。
所謂、虫が湧く原因の一つです。
人間とは違って水は飲まず、 上記の乾物のみを餌に成長します。
口、パッサパサにならないのかな?喉とか詰まらないのかと思ってしまいます。
幼虫は天敵の少ない室内でスクスク大人になります。

広く人類を困らせているこの蛾ですが、よくよく見てみるとまた違った印象を受けます。
触角は後ろに伸びていて、龍の角の様です。
この蛾を見ているだけでは害虫とは感じませんね。

和名:ネグロシマメイガ
学名:Pyralis pictalis
分類:チョウ目 メイガ科 シマメイガ亜科
撮影日:2021年11‎月‎13‎日
撮影場所:鹿児島県屋久島町長峰

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