入道雲と黒味岳

こんにちは。今朝は、いい時間過ごせましたか?
今朝の屋久島は遠い台風の影響もあり、朝凪とはいきませんでした(笑) 
連日投稿の笹川です。

写真は、真夏の黒味岳(くろみだけ)〈標高1831メートル〉です。

この日、淀川登山口を出発した朝6時頃は、雲一つないお天気でした。
ところが、山頂へ向けて、標高を上げていくと、見る見るうちに雲が湧き出てきました。

そして、黒味岳が見える展望スポットから、山頂を見ると、背景は入道雲に。
山、雲、空ときれいに重なり、勝手に3色カラーの国旗をイメージしながら、カメラに収めました。

その後、山のお天気はどうなったかというと…

幸いにも気温がそれほど上昇しなかったせいか、その後、入道雲の勢いはなくなり、山頂から360度の大パノラマが眺められました。

この入道雲が勢いのままに大きくなれば、急な雷雨となることもあるので、朝から晴れていても安心できるものではありません。夏山は、お昼前後から雲に覆われることも多いので、登山のタイムスケジュールは早め早めに行動が吉ですね!

ちなみに、黒味岳の山頂は、背丈の高い草木はなく、露出した花崗岩になっているので、雷と遭遇するのは、避けたいところです。もちろん、森の中でもですが。

屋久島は、海岸部からすぐに急峻な山々が並んでいることもあり、晴れた日でも山岳エリアには、急に雲が湧きたつことも多いです。ぜひ山登りに行くときは、時に目まぐるしく動く雲たちをチェックしてみてください!

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