種子島から昇る朝日と明星岳

はじめまして。
Yakushima Film 6番目の男、笹川 健一です。

最初の投稿は、どんな投稿がいいのか?
過去の写真を液晶画面で見ながら、あれでもない、これでもないと考える。
悩むのではなくて、ワクワクしながら考える。

はじまりを意味する1枚にしたい。そう思って、選んだ一枚。

種子島から昇る朝日と明星岳

メンバーの朝日の写真にも少し影響を受けたかな。

5月になれば、この場所で、種子島から昇る朝日が拝める。
安房の街を、明星岳(標高651m)を、新緑残る森を、次第に照らしてゆく。

今、屋久島の里山や前岳(里から見える山々)の新緑が真っ盛りだ。
これから5月になると、奥岳(里から見えない高い山々)付近の新緑がピークに達する。
この新緑前線の北上は、植生の垂直分布のなせる業である。

だから、里の新緑を見そびれたと思ったら、さらに高みを目指せばいい。
屋久島のベストシーズンは、あなたが屋久島に来た時なのだから。

いつから写真を撮るようになったのか?
カメラとの出会いは、大学生時代まで遡る。
ファミレスで皿洗いと鍋振りで貯めたお金で、ミノルタのα-SweetIIを買った。 まだフィルムカメラの時代だった。

鳴り響くシャッター音と写真の焼き上がりを待つあのワクワク感に酔いしれていた。
正直、カメラの”カ”の字も、写真の”しゃ”の字もよく分かっていなかった。

それから十数年の時が流れていた。
気付けば、東京から屋久島へ移住して、
僕の相棒になったのは、奇しくもソニーのα7だった。
どうやらαシリーズとは、縁があるようだ。

カメラから遠ざかっていたその十数年の間に、αシリーズは、
ミノルタから、コニカミノルタ、そしてソニーへと受け継がれていた。
その間に、時代はフィルムからデジタルへと移り変わっていた。

もうあの頃のワクワクはない。
でも、今はまた別のワクワクがある。

写真を撮る時に、浮かぶフレーズがある。

「面白きこともなき世を面白く すみなすものは心なりけり」

目の前の世界(被写体)が、自分にとって、
面白いものになるのか?ならないのか?それは、もう自分次第でしかない。
だから、僕は、この島で写真を撮り続けようと思う。

執筆後記:
2020年4月13日、ちょうど屋久島移住10年目のシーズンを迎えました。
多くの方の支えや励ましがあって、今、ここにいます。感謝しかありません。

9年前に屋久島に移住してから、屋久島でガイド業を生業にしてきました。
また、ここ数年は、屋久島の大自然でネイチャーウエディングのフォトグラファーとしても活動しています。

移住した年は、東北の震災があり、10年目は新型コロナと、
また時代の節目がやってきたなと受け止めています。

これからはメンバーとともに、ホットで、リアルな屋久島を
デジタルを通して、お届けしていきたいと思います。

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