【屋久島図鑑】No.10
大きさ1.5㎝弱、潰れた金平糖のような、小さなドリアンのような。
この不思議な物体はコマユバチと言う寄生蜂の仲間の繭の集まり。
名前は「ホシガタハラボソコマユバチ」、この2021年の秋に名前が付いたばかりのほやほやの新種です。
トゲトゲの一つ一つからハチが羽化して出てきます。
こちらは雌のハチ。
こちらは雄。一円玉に乗せて。
友人の庭に居たのを提供していただきま した。
去年は私の家の庭にもいましたので、秋に屋久島の里で探してみると見つかるかも知れません。
和名:ホシガタハラボソコマユバチ
学名:Meteorus stellatus
分類:ハチ目 コマユバチ科 ハラボソコマユバチ亜科
撮影日:2021年11月3日
撮影場所:鹿児島県屋久島町永久保
参照:Stars in subtropical Japan: a new gregarious Meteorus species (Hymenoptera, Braconidae, Euphorinae) constructs enigmatic star-shaped pendulous communal cocoons