松田です。
真冬のある日、翁岳から昇る朝日をとらえた一枚です。
『覚悟の朝』
何もわからずカメラを買ってすぐに撮ったこの写真。氷点下の寒さも忘れ一瞬しかないチャンス、試行錯誤しながら必死に撮ったのを覚えています。
そしてこの写真はプライベートのことで大きな覚悟をした日。
そこにある事実だけではなく、撮り手の心も移すのが写真だと思っています。
撮り手の想いは写真に込められ時代を超えて伝わっていく。
何度も朝日は見ていますがこの日の朝日は色んな意味で格別で、これからもこの写真を見るたびに初心を思い出させてくれることでしょう。
追記
コロナでプライベートの時間が格段に増えた人多いのではないでしょうか?
ひとりの時間、恋人との時間、家族との時間
これをピンチととらえるのか、転機ととらえるのか。
正直収入もまったく無くなったのですが、不思議と不安に押しつぶされることはなく今までにない心境です。
こんなときにどんな写真が撮れるのか。
都会と屋久島は環境がまったく違いますが、各々の場所で各々の一枚を撮る。
その写真はこれから急激に変動していく時代において自分の立ち位置を記録する大切な一枚になるのではないでしょうか?