ガイド山行で、夕陽待ちを永田岳でしていると、かっこいいカメラマンがいたので思わずパチリ。しばらくして会いに行ってみると
「今日は夕日がいい感じになりそうだったから写真撮りにきたよ」
と、嬉しそうに話してきたのは、メンバーの古賀でした。笑
ガイド業がオフでもフィールドに入り込んで楽しいことしてる仲間に出会うと何だかほっこりしちゃいます。
永田岳に行くには2日を要します。1日で駆け抜けてしまうガイドさんもいますが、奥岳の世界を心にしみ込ませながら登り詰めるには、やはり2日という時間を要します。
飛行機を使えば地球の裏まで1日でいけてしまう現代において、時間軸のみで屋久島をとらえたとき、僕にとってはとてつもなくでかい大陸的な存在です。その大陸の中心部には車で行ける道がないので歩いていくしかありません。それゆえ島の中心部の山岳エリアは里から見える山々(島では前岳とよびます)とは比べ物にならない奥深さと神聖さをかもしだしています。
縄文杉と宮之浦岳を繋ぐ縦走路から外れた永田岳は、さらに奥深い存在として鎮座しています。奥岳のさらに奥。奥座敷のさらに奥。そんな感覚です。
その聖域から夕日を眺める快感といったら。
古賀のニンマリ写真は撮り損ねたので、同伴していた旅人さんの笑顔をおすそ分けです。
永田岳までは本当大変でしんどいのに、何でこんなにも幸せになっちゃうんでしょうかね。
山を汗だくで歩いていると
誰しもができれば避けて遠ざけたいしんどさや苦しみの中にこそ
究極の幸せが内在しているような気がしてきます