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新緑とシャクナゲ

5月23〜26日で山に入ってきました。屋久島の里では新緑風景は落ち着き始めていますが、中心部の標高の高い山岳エリアでは新緑真っ盛り。ミツバツツジの花が落ちはじめ林床を彩ってくれています。雨がだいぶ多くなってきた今日この頃。

水分をたくさん吸い上げては吐き出す木々たちの蒸散ミストで、森がだいぶ活性化してきてます。これから梅雨をむかえて、ウルウルの森がまたやってくるなあ。

そんな新緑世界にシャクナゲが混じって咲き始めています。写真は桃平にて撮影。この周辺の森のシャクナゲがとてもいいですよ。今が旬!です。

シャクナゲの花ははじめ濃いピンク色をしていますが、徐々に淡くなり、やがて白色になって散っていきます。良い状態とは、あくまで僕の好みですが、濃いピンクと淡いピンク、白がバランスよく混ざっている状態で、桃平周辺はあと2〜3日でその状態が終わり、花びらに茶色が混ざり美しさを失っていくと思われます。それもまた風情があって渋いのですが、メルヘンは気持ちにはなれません。笑

今回、永田岳や宮之浦岳などのピークには登ってないので詳細はわかりませんが、1週間前後が狙い目かなと思います。

天気予報とにらめっこしながら天上界のシャクナゲちゃんに思いを馳せる山男からでした〜

写真の奥に連なる障子尾根、かっこいいなー!

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