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渇きを潤せ!

台風8号が過ぎ去り、暑さの戻った屋久島。
3日続けての投稿ははじめての笹川です。

デスクワークが続くと、ついつい水分補給を忘れちゃう。
そんな経験ありませんか?

急にガブガブ飲んでも身体も一度に吸収しきれないので、やっぱりこまめに水分補給が、デスクワークだろうと、山登りであろうと大切ですね。

この2,3日屋久島は、台風8号の影響もあって、山にもまとまった雨が降りました。僕が暮らす里でも、気温が低く、過ごしやすかったです。しかし、台風が過ぎ去ると、また炎天下へ。身体が潤いを求めています。

植物たちも同じです。毎日、炎天下が続くと、さすがに渇きを感じて、どことなく元気がない。潤いを求めているんですよね。

特に、苔は分かりやすい。水分を含めば、たちまち葉をいっぱいに広げて、水分を蓄える。ひとたび雨が降らなくなると、蓄えていた水分はなくなり、葉が縮んで、しょぼくれています。

ガイドで晴れた日にお客さんを森へ案内すると、晴れてて良かった!と言います。でも、連日、晴れの日が続くと、苔たちはしょぼくれていて、なんかイメージと違いますね…と言われる。そんな時は、また雨の時に、この森を一緒に歩きましょうとお誘いしています。

屋久島の森には、表情のバリエーションがたくさんあります。晴れたり、雨が降ったり天候によるバリエーションもそうですし、春夏秋冬のバリエーションもそうです。そして、森を案内するガイドによっても、見えてくる景色は違って見えるかもしれません。

お天気×季節×ガイド=屋久島の森の風景のバリエーションの数

この方程式を知ったら、屋久島は1度の滞在では済まないですね。

あなたの心の渇きを潤す旅を、ぜひ屋久島で。

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