屋久島の南東を流れる、安房川(あんぼうがわ)。
上流に向かって、カヤックに乗って漕いでいくと、照葉樹の新緑真っ盛りの中、
朱赤色の花を咲かせる樹木がある。
ヤクシマヤマツツジだ。
安房川は、上流へ向かっていくと、深いV字型の谷になっていく。 その険しい岸壁に、この花は、力強く咲いている。これだけの美しい花を咲かせるのに、どれだけのエネルギーを費やしているのだろうか。
ツツジというと、庭木のイメージが強いのだが、エネルギーに満ち溢れた野生のツツジを見ると、なぜか元気をもらえる気がするのは、私だけでしょうか。
”燃える思い”は、ヤマツツジの花言葉。
みなさんは、この花を見て、どんな言葉を想像するでしょうか。
Yakushima Film 第6の男、笹川でした。